2021年10月24日日曜日

エチオタビの特別展示開幕と多言語絵本「うしのあし ひとのあし」(中綴じ冊子版)販売のお知らせ



東京都中央区京橋・MARUGO TOKYOにて、特別展示『エチオタビと歩き出す~日本からエチオピア、地下足袋の旅』がはじまりました。


展示の詳細はこちら: https://toshikazutanaka.blogspot.com/2021/10/blog-post.html

この特別展示にあわせて、エチオピアの農村・ウォリソの暮らしと地下足袋の役割を伝える多言語絵本「うしのあし ひとのあし」(中綴じ冊子版)を販売いたします。この絵本と原画は、MARUGO TOKYOでも展示しています。

ご購入のお申し込みは、こちらのフォームよりお願いいたします:

https://docs.google.com/forms/d/1mVR5udiQI2zJo_xHzt5m0SPgvZ9bkM1QE5RrCJC27ec/edit


《注意:2021年10月16日(土)〜11月22日(月)の間にご注文いただいた絵本は、11月29日(月)より発送いたします。》


〈多言語絵本「うしのあし ひとのあし」について〉




牛とともに畑を耕す「牛耕」による農法が営まれるアフリカ・エチオピアのウォリソ。地域研究者の田中利和氏(龍谷大学経済学部現代経済学科・准教授)は、長年、現地の農耕民と生活を共にしながら研究を進めてきました。ある時、日本から持ち込んだ地下足袋が、裸足で畑を耕す人々の足を護るため大いに役立つことに気づき、近年はエチオピアの職人らとともに、「エチオタビ」「ウォリソタビ」と名付けられたエチオピア産地下足袋の製作と改良を重ねながら、普及をめざして活動しています。

2020年1月にウォリソへのフィールドワークに同行したアーティスト・是恒さくらは、現地で出会った大人たち・子どもたちに141枚の絵を描いてもらいました。牛耕に使われるコブウシや庭を歩き回るニワトリ、家々、コーヒーポット、植物、人、ウォリソに住むオロモの人々のシンボルである大樹など、農村の暮らしの中で日常的に目にするものとともに「地下足袋」を描いてくれた少年もいました。彼にとって「地下足袋」も身近な、見慣れたものになりつつあるのかもしれません。






日本に持ち帰った絵を一枚一枚をふりかえりながら、是恒が文章を寄せ完成した絵本「うしのあし ひとのあし」は、日本語・オロモ語・アムハラ語・英語の四言語で、ウォリソの農村での暮らしと牛耕、地下足袋の活用の可能性を伝えています。いつかまたエチオピアを訪れ、絵本をウォリソの人たちと共に読む日が来ることを願っています。

多言語絵本「うしのあし ひとのあし」(中綴じ冊子版)の売上は、この絵本が生まれたきっかけである、エチオタビ・ウォリソタビ・プロジェクトの活動資金として、エチオピア産地下足袋の製作・改良・普及と、プロジェクトに関わる研究者やアーティストの現地活動に使われます。

多言語絵本「うしのあし ひとのあし」は、1冊 1,500円 にて販売いたします。別途、送料をご負担いただきます。

送料の目安は以下の通りです。


1〜9冊 レターパックライト(+ 370円)

10〜20冊 レターパックプラス(+ 520円)

20冊以上:冊数によって配送方法を検討の上、ご連絡いたします。


ご注文後、送料込みのご請求額をお知らせします。お支払いは銀行振込(ゆうちょ銀行)にてお願いいたします。指定のお振り込み期限までに入金を確認できない場合は、発送を延期する場合がございます。